設立ストーリー 令和の子育てでは、育児情報の収集はSNSとインターネット。ミルク量や飲ませる時間、うんちおしっこもアプリで管理。核家族で祖父母世代も働くことが多い今、身近に頼れる人がいない状況のママパパ達はデジタルを駆使して必死に育児をしています。 とても便利で、数字で自分の育児を評価できることに安心が得られる一方で、溢れる情報や目安のはずの数字に囚われ過ぎて不安になり、産後うつになる一歩手前まで追い込まれてしまう親が後を絶たない現実を目の当たりにしてきました。 「時代は変わっても、子育てには 人と人とのつながりが必要」 「初めてづくしの育児に不安を抱える親達に、 もっと直に人とつながって欲しい」 産前産後に地域とつながる子育て支援の拠点をつくるべく、2021年湘南エリアに住む乳幼児を育てる母親達が何を求めているかを知るためにアンケートを実施。825世帯から得た回答では、育児相談がしたい。子どもを連れて外食したい。離乳食を提供してほしい。子どもから少し離れたいといった声が多くありました。 そこで、ママ達の声を形にした全国でも珍しい離乳食を提供する食堂で託児・育児相談ができる場所をつくることを決意。 「家計に優しく地域のお母さん達みんなが利用しやすい場所に」 子ども食堂の赤ちゃん版「赤ちゃん食堂」を全国に先駆けて活動をスタート。 2022年4月に子育てサポートハウス助産院mamana.houseの活動として始まり、2年で500組以上の親子が足を運んでくれました。 全国各地に赤ちゃん食堂が少しずつ広がり、明日の生活もままならないという赤ちゃんの貧困にも関わる機会が増えてきたことで、広く社会に貢献する団体を目指し、2024年7月1日にNPO法人赤ちゃん食堂プロジェクトままなに生まれ変わりました。 ご支援・ご寄付はこちら